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2011年03月14日

巨大地震に思うこと

古賀です。M9の巨大地震と津波のダブル。

この2・3日間はテレビを観て、言葉で表現できないほど想像を絶する映像です。
本当にこれが現実の映像かと、目を疑うほどです。

被災者の方々には只々ひたすらお見舞いとお悔やみを心から申し上げます。

今は一刻も早い人命救助と、水と食料、暖房用具器具が現地の人達に届くことを祈るだけです。
ニュースでは、がれきや海水の残りで陸路を絶たれているようですが、作業もはかどらず、もどかしいようです。
避難者が34万人と聞いています。一つの市、町が壊滅状態です。
行政で決められていた避難所が今回は大津波で役にたたなかったとのことです。
自衛隊も15万人の内、10万人を現地に派遣で心強いです。
 
今回は地震と津波のダブルパンチが大きな被害をもたらしました。
福島の原発の放射能漏れが深刻です。

以上の事から平成7年の阪神淡路大震災と比にならない遥かに超える巨大地震であるし、放射能漏れ原発の問題が出てきました。

 昨日のTBS系の番組で毎日新聞の岸井氏がこう言いました。
「関東大震災も阪神淡路大震災も今回の東日本大震災は、その当時の政(まつりごと)、政治が混乱、不安定な時に起きている。阪神淡路大震災の時は社会党と自民党連立で社会党の村山氏が首相だった。この大震災は何かの警告ではないだろうか。何か気づかされている。」 この発言は私も一理あるかなと思います。
現在の民主も自民も社民も共産もみんなの党も国民の為、立場、目線の政治をしていない。また各党がそれぞれ足の引っ張り合い、相手を陥れるという、卑怯な振る舞いだらけである。この現実を見ると、岸井氏の発言は的を得てるようである。

しかし、今はこの政治家が力を発揮する機会である。この大震災はわが日本の国難である。政治家も本当のリーダーシップを発揮して、国民の為に政官民が一つにまとまって不撓不屈の精神で乗り切らなければならない。
国民一人一人が一致協力することです。自分の身近で出来ることをしましょう。

あと、静岡県民も他人事ではありません。静岡県は太平洋沿岸です。大地震と大津波。今回の原発の放射能漏れは、浜岡の原発を直に思います。
福島と同様に浜岡原発は海岸沿いにあります。大地震大津波のダブルパンチを受けたらどうなるでしょうか?

あと一つ、ある地震専門家がテレビに出演して、納得がいかない説明がありました。「大地震が、いつ来てもおかしくない」というのが、1年後3年後50年後100年後も言えるというのである。
東海沖大地震は40年以上前からいつ来てもおかしくないと言われ続けている。
ということは明日明後日かもしれないし、50年後かもしれないということで、何時くるかは地震専門家も本当は解らないということになります。

従って、日常の自助努力、互助で普段の備えをすることでしょう。



Posted by 静岡看板.com at 09:22

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