なぜ、大阪はエスカレーターで左をあけて右に立つの?
古賀です。
先日大阪に出張しました。いやがおうでも大阪駅から新大阪駅まで、なんどもエスカレーターを乗り換えました。関西地方はエスカレーターに乗ると右側に立ちますね。
急ぐ人のために優先して左側をあけます。
以前からこれは何故なんだろう?という疑問符でした。
私の知る限りでは静岡県はもちろんですが、愛知県神奈川東京関東地方は左側に立ちます。右側を空けます。四国は関東と同じで左側に立ちます。
何故でしょう?
どうも、武家社会の名残ではないかという説があります。
武士が右側を歩くと、向こうから歩いてくる侍とお互いの刀の鞘が当たっていざこざになる。それを防ぐのに左側通行であったという。
古い慣習を残しているのが関西、新しい慣習に従っているのが関東。
戦後道路交通法が改正されて、人は右側通行、車は左側通行になりました。
ところで、どの地域からエスカレーターに乗ると右に立つのか左にたつのか?
岐阜県岐阜辺りから関西が右側に立ち、岐阜羽島から関東に向けて左側に立つようです。
ちなみにニューヨーク、ロスなどアメリカは大阪と一緒で右側に立ちます。アメリカの道路交通法は、人は左側通行、車は右側通行です。日本と逆です。しかし、何故かエスカレーターの右立ちは大阪と同じです。橋下知事はニューヨークでエスカレーターに乗っても大阪の感覚ですね。
大阪のエスカレーターの左側通行は日本の道路交通法と合わないですが。
それが関西のいいところですね。
関西、大阪は私の好きな町です。