震災に思うこと②2次被害

静岡看板.com

2011年03月16日 09:05

古賀です。

昨晩10時半頃静岡県下も震度3から6の地震が起きました。不安を増大するような地震でしたが、冷静に落ち着くことが大事です。

東北関東大震災の2次被害?が自分たちの日常生活に響いてきてます。
それは、
まづ第一に 東京電力の福島の原発と火力発電所が使えない為に、電気が思うように使用不可能です。これはしばらく続きます。解決の目途が立っていません。工場やサービス業に影響します。その結果経済が鈍ってきます。計画停電と言っていますが、電力を従来通り供給できません。今後も需要に対して供給電力を発電できない訳です。製造業は物を計画通り製造できません。販売も思い通り店を開けません。これでは経済が停滞します。

第二に  株安暴落 日経平均7800円位まで下がるかもしれません。世界同時株安の傾向。為替も1ドル77円位の円高に進むかもしれません。日本円が必要ですから、手持ちのドルを円に切り替 えようとすると、円高になります。
以上のことから今度の震災は経済に日常生活に直結して景気はますますよくならないでしょう。

ただ一ついえるのは、イベントはむしろ積極的に開催すべきです。被災者被災地のことを思うと心情的には自粛になるでしょう。
Jリーグサッカーは開催を4月に延期、プロ野球も開催延期と言っています。それは考え方を変えるほうがいいと思います。
私の意見は、こういう時だからこそオープンすべきです。はでなセレモニーは無くてもいいのです。
プロですから、観客は当然入場料をなにがしか払うわけですから、その売上収益金の一部を今度の震災の復興費用、被災地被災者の方々にお役に立つこと出来るはづです。

最後に被災者の方々は家を失った方が多いです。新築でローンが残っておられる人もいるでしょう。
そこで、国が住宅の費用をいくらか負担援助すべきです。
阪神淡路大震災の時は、当時の村山首相は、「持ち家は個人の財産だから、国費で援助しない」という結論でした。

今回は超法規で高所大所で考える事が大事です。
先程のイベントを自粛縮小したら、復興の財源はますます遠のいていきます。

内向きにならないよう気をつけたいものです。現実は厳しいですが、それを直視して「布施、信じる・祈る・互助」です。

非常事態には「六波羅蜜」・・布施ふせ 持戒じかい 精進しょうじん 忍辱にんにく 禅定ぜんじょう 智慧ちえ
を心がけたいものです。