映画、僕と妻の1778の物語 良かったです
古賀です。
先日の休日にブラリと映画に行き「僕と妻の1778の物語」観ました。
いい映画でした。
一人の男性(夫)が一人の女性(妻)にここまで愛情を捧げることが出来るとは素晴らしいことです。
原作は眉村卓さんでSF作家で、この映画は本人の実話の小説を元に撮られたものです。
内容は大腸がんで余命1年と宣告された妻・節子の為に、1日1篇の原稿用紙3枚くらいの短編小説を毎日書き続ける夫である作家・朔太郎の奇跡の愛の物語です。
笑うことで自己免疫力や抵抗力がつくということを聞いたことから、小説家である自分が出来ること何だろうと思い、1日1篇の最初の読者の妻節子に笑ってもらおうと、笑顔がでる短編小説を書こうと決心し始まりました。
「可能性を信じる、自力と他力」 小説家である彼は人間に与える力を信じ、その可能性を信じ賭けたのだと思います。ここが私はとても大事なことだと思います。
決してあきらめず、自分の力、可能性を信じ、自分の力を超えた何かを信じて精一杯努力、死力を尽くすことではないだろうか。
勿論自力が大事ですが、他力も必要です。他力を呼び込む、引き寄せるのも自力でしょう。
結果、余命1年と宣告されたのが、5年生きます。
最後はやはり節子は死へと旅立ちますが、最後の1778話目は朔太郎ならではの感動シーンでした。ペンは走らしても原稿用紙には書かないのです。字にならないペン先に集中し、感動の愛する妻に捧げる1778話目は、最後の話しのくだりは、映画館でこそ堪能できます。
また朔太郎役の草彅剛がなかなかいい役どころです。
ちなみに映画で朔太郎が使っていたペンは、アメリカ製パーカーのプリミエ ラックブラックで市価29,000円位だそうです。
チョット欲しくなりました。